デイジー

愛猫デイジーと暮らしています。児童文学を書いています。

MRIの滝行

一晩中続いた腹痛が明け方になって耐えられなくなり、救急車で搬送されました。病院で気づけば処置をうけていて、救急隊員の方にお礼をいっていないことを思い出しました。付き添っていた夫が自分がきちんとお礼を言ったから大丈夫だと言うので安心しました。

痛みがあって朦朧としていて、救急車で運ばれたのも初めてで、何がどうなのかよくわからず、何かきかれても「え、まあ、はあ」という、イエスかノーかわからない悪癖の返事を何度もしてしまいました。

ネットでみていたら、手術のあとは、すっきりしたという感想が多いです。女性の3、4人に1人は持っているという症状ですし、月ごとの苦しみから解放されます。

MRI検査をして、もう一度、診察とのこと。

MRI検査とは、20分もかかるのですね。長い検査だと1時間のものもあるとか。

緊急用のブザーをお守りのように胸に抱くと、お腹のまわりを機械がウイーンとまわりだしました。

20分は結構ありますから、楽しいことを考えるようにしました。最近、毎晩のように観ているPentatonixの「Cheerleader 」の動画を頭の中で自動再生します。透き通るミッチの声から始まり、大好きなカースティンのサビを何度も思い返します。Sing-Offのパフォーマンス動画も好きです。「Cheerleader」でメンバーが立ち上がると、ぐっと盛り上がります。メンバーが立ち上がっただけで、こんなに盛り上がるのはジャミン・ゼブぐらいだと思うと、今度は「Just the Way You Are」「君がいるだけで」を自動再生します。次は、いきものがかり「ブルーバード」「SAKURA」意外とレパートリーが少ないですね。

鳴り続く機械音の中にいると、ふっと、これまでのことが思い返されます。

おもに反省です。

ああすれば良かった、こうすれば良かった、どうしてあんなことをしてしまったんだろう。これからは、こうしよう、ああしよう。

殊勝な気持ちが出てきました

緊急用のブザーを握りしめて、機械音の中にいると、この格好は・・・

そう、滝行です。

降り注ぐ機械音は、問い続けます。

これまで何をしてきたのか。それは良い行いだったのか。

これから何をしたいのか。それは良い行いなのか。

人生を楽しみたいのか。はい、楽しみたいです。

孤独の中で、ただ、ひたすら自らを省みるのです。

「お疲れさまでした」

係の方が入ってくると、機械は急に無口になりました。