デイジー

猫のデイジーと暮らしています。

ジョパンニと素子

攻殻機動隊ARISE border:4 を、ららぽーと船橋に見に行って来た。九月十三日に予約し、会場にてチケットを発券しようとすると、何と、翌日、十四日に黄瀬監督や関係者のトークショーが上映後にあるとのこと。慌てて予約したためか、トークショーには気づかず十三日のチケットを予約していた。

これにショックを受けたのは、大学生の娘だった。黄瀬監督はこれまで、どんな作品を作ってきたかと熱弁し「今後、トークショーが聞けるかどうか、わからない。貴重なイベントだから、明日も来たい」と言う。

同じ映画を二日続けて、観るの?

アラフォーには、きついよ。

確かに、攻殻、大好きだけど。

八月には、池袋まで、原画展を見に行ったけど。

攻殻の貴重なイベント」という言葉に、自分の体力と年齢を顧みず、つい、翌日のチケットも購入した。

二日続けて観たけれど、攻殻は二、三回観て、内容を理解することが多々あるので、充実した映画鑑賞だった。トークショーも聞けてよかった。十一月のイベントも行ってしまおう、と思っている。

ネタバレになるので、詳しくは言えないが、border:4には、ある寓話がモチーフで出てきて、じわっ、と胸が熱くなる。その案を出したのが某有名作家だそうで、トークショーを聞けてよかったとつくづく思った。

 

この夏、ある公演をきっかけに「銀河鉄道の夜」を読んだ。本当に、今さらという感じだ。四十を過ぎて初めて読んでも、じんとくるものがあった。

天邪鬼の性格が由来しているからだと思うが「これが、いいでよ」「こうしましょう」と言われると「いやだ」と言ってしまう。

宮沢賢治は、いいから」と言われると、ぷいっとそっぽを向いて違う本を読んでいた。育った家庭環境に逃げられる年齢でもない。自分自身の怠慢だ。もっと早く読んでおけば良かった、と、年長者の言うことは聞いておくものだと反省した。

形を変えて逃亡するゴーストを素子が追いかけるシーンを観ながら、様々な作品に影響を与え続ける「銀河鉄道の夜」を思った。

映画の後は、大学生の娘がホットケーキを食べたいというので、カラフルな内装のお店に入った。二十代半ばで結婚したので、こういうお店には、ほとんど行ったことがない。そんな話をしたら、これから表参道や渋谷のお洒落なお店に、娘が連れて行ってくれる言う。

 

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